決意と選択肢

妻の不倫と離婚の記録

ETCの利用履歴を見つけたことで、妻が確実に嘘をついてどこかへ出かけていたことが明らかになりました。
まだ「浮気をしている」と断定できるわけではありませんが、私の中では何かが決定的に変わった瞬間でした。

「このままでは前に進めない。何が起きているのか、確かめなければならない。」

そんな思いから、私は毎晩ネットで**「浮気 調べ方」「証拠 集め方」**といったキーワードで検索を繰り返すようになります。

「調べること」が目的になった日々

寝ても覚めても、不倫や離婚に関するブログや掲示板、体験談を読み漁りました。
悲痛な叫びの中に、自分とまったく同じ状況の人の声を見つけて落ち込んだり、
「いや、知識を持たなきゃ前に進めない」と言い聞かせて持ち直したり。

そんな中で見つけた、怪しい行動を調べる方法は以下のようなものでした:
• スマホをチェックする
• 車にGPSを仕込む
• カーナビの履歴を見る
• 車の走行距離を記録する
• 弁護士に相談する
• 探偵に依頼する

けれど、現実にはすぐに動けるものは少なく、どれもリスクやハードルが高い。

スマホにはロックがかかっていて手が出せず、
GPSやカーナビはバレるリスクがある。
車は義実家の目の前に止まっているため、エンジンをかけるだけでも一苦労です。
弁護士相談にもそれなりに費用がかかるので、法テラスも調べましたが、弁護士の対応に不満の声も多く、足踏みしました。

それでも、決めたことがある

悩み続けながらも、私は家の中のあらゆる場所を調べました。
すると、最初に見つけたものとは別のETC利用明細が出てきました。

そこには、休日出勤と言っていた日に、明らかに遊びに出かけたような記録が刻まれていました。
ネットで得た知識をもとに、証拠として写真に収め、記録を残しておくことにしました。

「このまま一生を終えたくない」

当時、私は30代前半でした。
妻の実家で、嘘をつかれたまま何十年も生きていく。
その未来を想像しただけで、息が詰まりそうでした。

私は、自分の人生を取り戻すために、離婚するという決意を固めました。

その決意の先に見えてきた、最も確実で、そして最後の選択肢。

探偵に依頼すること。

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